あまりにも無血(知?)でした・・・。
小学生の頃、当時としてはめずらしい男性の音楽の先生がおられました。
その先生は授業中でも「脱線話」と称して授業とは関係ない話をなさるのが好きで、雑学や一般常識ついてよく話していただき、楽しかった記憶があります。
しかし、授業態度に対するしつけは厳しく、忘れ物をした生徒に対しては男女問わず「拳骨」で制裁されました(もちろん手加減して「ちょっと痛いな」と思うぐらいの強さで)。
私も何度となく「拳骨」を頂戴しましたが、どんな生徒もこの時間だけは背筋を伸ばして、行儀よく授業を受けていたものです。
そんなある日、私は交通事故に遭ってしまいました。骨折をするなどしましたが、幸い致命的な怪我はなく、数ヶ月の入院で無事学校生活に復帰できました。
そのことに関して、かなり後になってわかった話ですが、私が事故に遭ったあとその先生は輸血を申し出てくれたらしく、おかげで迅速な治療ができたということです。
思い返せば、私の復帰した後の授業中も事故や輸血のことに関しては一切触れず、いつもどおりの「楽しく厳しい」授業をされていた気がします。
あれから30年以上も経ってしまいましたが、いまだにそのときのお礼が言えずじまいで申し訳なく思っています。
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